海外で活躍する人が自身のキャリアに繋がる仕事に出会うために行った4つのポイント

  • 上野 陽子上野 陽子

海外就職を成功させるために必要なことって、皆さん何だと思いますか?
キャリアカウンセリングの際に良く聞かれる質問の1つが、「海外で活躍されている方は、就職活動の際にどんなことをしていましたか?」という質問です。
そこで今回は、アジア9ヶ国で100人近くの日本人にお会いしてきた中で分かった、
「海外でキャリアアップしている方々が海外就職の際に共通して行っていた4つのポイント」
についてご紹介します。
海外で活躍されている方が、実際にどのように考え、行動し自身のキャリアに繋がる仕事に出会ったのか?ぜひ参考にしてみてくださいね!

ポイント1 “海外で働きたい理由” “キャリアプラン”を明確にする

thinking

海外で活躍される方が、何よりも大事にしていたのが”なぜ海外で働きたいのか” “自身のキャリアプランをどうするのか”を明確にするということ。
では、なぜこれがそれほど大事なのでしょうか?理由は下記の2つです。

1)「絶対に海外で働く」というモチベーションを維持できる。

海外就職活動は国内での就職活動と異なる面もあり、情報収集やフローに戸惑うこともあります。また、周りに経験者が少ない場合、相談できず諦めてしまうケースもあります。そんなとき、「なぜ海外で働きたいのか」「海外で働くということを通じて何を実現したいのか、どんな自分になりたいのか」という目的が明確になっていると、何度でも自分を奮い立たせモチベーションを維持することができるのです。
また、これは就職活動の時だけでなく、就職した後にもとても大事になってきます。海外に住むこと、働くことは必ずしも楽しいことばかりではありません。文化も食事も生活インフラも慣れ親しんだ日本とは異なるため、「帰りたいな」と思うこともあるかもしれません。そんなとき、自分の気持ちを強くしてくれるのが「なぜ海外で働きたいのか」、その目的なのです。

2)自身の今後のキャリアに繋がる仕事に出会うことができる。

中長期的なキャリアプランを描くと、そのキャリアに向け次の海外就職では「何処で、どんなスキルを、どのように身に付けるのがベストか」が明確になります。そしてそういった仕事に必要な求人要件も明確となりそれを埋めることができます。結果自身の今後のキャリアに繋がる仕事に出会うことができるのです。
逆にこれを行わずにとりあえず就職してしまうと、「海外就職後帰国したら、仕事がなかった」というようなことも起こりえます。こんなことにならないためにも、しっかりと中長期的なプランを描いていきましょう。

ポイント2 “求人要件”を知り、足りないスキルを身に付ける

求人票

働きたい国や職種の求人要件って、皆さん知っていますか?
キャリアカウンセリングをしていると次のようなことが良くあります。「シンガポールで就職がしたくて、まずは語学力だと思い留学をしてきました。英語は日常会話くらいなら何とかいけると思います!」
しかし実際シンガポールの求人では英語はビジネスレベルを求められることがほとんどのため、求人が見つからないことが多いのです。そのためシンガポール就職を諦めたり、留学に行き直すケースもあります。
実際に海外で活躍されている方は、そんなことにならないように下記の3つのステップを踏んでいました。下記を就職活動前に確認し、実行していきましょう!

1)各国のビザ基準を確認する

国によって、日本人がビザを取得できる基準は異なっています。例えば新卒でも就労できる国もあれば、特殊な能力や職務経験がないと就労できない国もあります。国によってそれぞれの基準がありますので、まずはこちらをチェックしてみましょう!
各国のビザ条件を見る

2)各国の求人案件を確認する

各国の求人案件には、必要な語学レベルやこれまでの職務経験、資格などが掲載されています。こちらも国によって職種ごとの求人数も異なりますし、また同じ職種でも求人要件が異なるケースがほとんどです。事前にチェックして、どんなスキルや経験が必要か確認しましょう!
各国の求人ページを見る

3)必要なスキルや資格、経験を身に付ける

各国のビザ基準や求人案件を確認した後に、自身に必要なスキルや資格、経験を明確にし、それを計画的に身に付けていきましょう。

ポイント3「詳しい人に話を聞いてみる」

ヒアリング

海外就職についての情報収集、皆さんはどうしていますか?
ネットで「海外就職」「アジア就職」と検索してみると、数多くの情報サイトやブログなどがでてきます。非常に有益な情報を入手できるサイトがある一方、情報がすごく古いものや、書き手の主観に偏ったものも多くあります。
海外就職、特にアジア就職においては各国のビザの基準や日本人の求人条件、待遇、働く環境や生活環境、治安などものすごいスピードで変化しています。また、人によって現地の環境や治安などの捉え方も大きく違います。なので、事前に調べていた情報が現実と全く違っていたということも多々あるのです。
可能な限りリアルでタイムリーな情報を知り就職に役立てるためには、実際に現地に住んでいる人や詳しい人に聞いてみることがとても重要になります。
海外で活躍されている方の多くは、海外就職中に多くの方に直接話を聞く機会を持っていました。その中でも特に多くの方がされていた情報収集方法が下記の3つです。

  • 1)周りで海外就職をした人などに話を聞いてみる
  • 2)SNSや海外就職のコミュニティサイトで海外就職者を見つけ、話を聞いてみる
  • 3)キャリアカウンセラーに話を聞いてみる

リアルでタイムリーな情報を知ることで、就職に役立つ情報や現地情報を入手できるだけでなく、就職後「こんなはずじゃなかった」というギャップも少なく済むので、ぜひ詳しい人に話を聞いてみましょう!

ポイント4「現地へ行ってみる!」

渡航

最後は、これです!現地へ行ってみる!
海外で活躍されている方の多くが、「数社書類が通ったら、とにかく行ってみた」「片道の航空券を買った」と言います。これは「何も考えずにとりあえず行ってみて!」ではなく、「キャリアプランを描き、必要なスキルを身に付けたら、まず現地へ行く日にちを決めて、それに合わせて面接や現地視察を入れていこう!」という意味です。
その理由として下記の3つのメリットがあります。

<メリット1:海外就職の本気度を現地企業にアピールできる>

現地の募集企業にとって一番のリスクはせっかく時間とお金をかけて入社してくれた人が早々に辞めてしまうことです。そこで現地の募集企業が見ているのが、「本当にこの国に、この会社に就職する覚悟があるのか?」ということです。なので、その本気度を見せるためにも実際現地に行ってみることをおすすめします。

<メリット2:就職する土地/企業という観点で、現地を事前に視察できる>

海外の就職活動では、最終面接のみ現地で行うというケースが主流となっています。ただ、企業によっては、Skypeだけで内定を獲得できるケースもあります。ただ、実際に今後働く国、企業や職場の雰囲気を事前に知って就職前後のギャップをなくすのはもちろん、リアルに企業の方に会うことで事前の待遇交渉や相談がしやすかったという声も多く聞かれました。

<メリット3:決めたスケジュールに合わせて就職活動できる>

渡航日を決めず日本で海外就職をする人に見られるのが、ついつい応募企業を選り好みし過ぎたり、腰が重くなってのんびりと活動をしてしまう人。そして気づくとタイムリミットが近づいて、海外就職を諦めてしまうケース。
せっかくの覚悟を鈍らせないためにも、数社面接へ行ける見込み企業が出てきたら、渡航日を決め航空券を取ってしまいましょう。渡航日が決まれば、それに合わせ他の企業の面接を入れようと思いますし、現地に行ってみると「せっかく来ているなら」と急遽会ってくれる企業もあります。ぜひ自ら行動し、チャンスを作りにいってくださいね。

最後に

いかがでしたでしょうか?
海外で活躍されている方が、実際にどのように考え、行動し自身のキャリアに繋がる仕事に出会ったのか?ぜひ参考にしてみてください。

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