上海(中国)現地採用では雇用保険ってあるの?どんな制度?

  • CareerWith 中国編集部CareerWith 中国編集部

上海(中国)で就職する上で気になるのが雇用保険。日本では「企業で働く人が、働けなくなり失業状態となった場合に、再就職するまでの一定期間、一定のお金が支給される」雇用保険(失業保険)が労働者を守っています。

上海(中国)での就職を希望している方のために現地採用される場合に雇用保険やそれにあたる制度があるのかを調べてみました。

上海(中国)の雇用保険と制度

上海における社会保険制度には市の中心で実施されている「城鎮社会保険」や郊外で実施されている「小城鎮社会保険」、さらに外地の方に実施される「総合保険」の3種があります。

現在、社会保険では養老保険制度(日本の年金に相当)、医療保険制度(日本の健康保険に相当)、雇用保険制度、住宅公積金制度(住宅の積立金制度)の「四金」と呼ばれているものに加え、最近新設された労災保険や出産保険の6種類が加わり、「六金」と呼ばれているもので構成されています。

各種保険業務は、各自治体の労働行政の部門に所属している労働と社会保障機構が担当しており、その社会保障機構が登録や保険料の徴収・支給などを行います。

上海(中国)の雇用保険の加入条件

日本人を含む、「中国国籍のない外国人」が雇用保険(失業保険)に加入する条件は、外国常駐記者証・外国専門家証・外国人就業証、などの就業証明や、外国人滞在証明書を持っていることです。

外国人永久滞在証明があり、中国国内で就業する外国籍の方、中国国内で登録・登記した企業等の組織に招聘・採用される外国籍の方、雇用主が外国籍の方を招聘・採用する場合は、就業証明書類の手続きをした日から30日以内に社会保険登記をする必要があります。

中国国外の雇用主から中国国内の事業所に雇用、派遣され勤務する場合は、国内の当該事業所がこの規定にのっとり、社会保険登記をする必要があります。

中国国外の雇用主と雇用契約を結び、中国国内で登録・登記された支店や代表機構に雇用、派遣され勤務する外国籍の方を対象に中国中央政府が全国的に総合したガイドラインを取り決めているものの、各地方政府は各自の条件に合わせて実施しています。

上海の雇用保険支払いは会社負担率が1.5%、個人負担率が0.5%、合計すると月給(総支給額)x2%になります。
労働者はこの条件において、失業時に国家から雇用保険給付を受けられます。

すべての労働者及びその雇用主は社会保険に加入し、社会保険料を納入する義務があります。

上海(中国)での雇用保険の加入方法

雇用保険(失業保険)については上海で就業している外国籍の方も対象とし、外国籍の方の雇用保険加入は任意としていますが、実施細則の公布をもって外国籍労働者の雇用保険の加入が任意から強制に変更されると今のところ考えられています。

手続きについては各雇用者の指示に従えば問題ありません。

外国籍の労働者に対してもこういった保険が整っていると、安心しますよね。
これから上海(中国)での就職・転職を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

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