デリー(インド)で就職・勤務した時に困ったトラブル体験【仕事編】

  • CareerWith インド編集部CareerWith インド編集部

私は仕事のため、インドのデリーで生活をしていました。

デリーで暮らしてよかったところもありますが、生活面で困ったこと・トラブルもありました。

そこで、デリー(インド)での就職・転職を検討している方に向けて、実際に現地で暮らしていた私が生活の面で困ったことをご紹介します。

困ったこともありましたが、下に書いたように、それを解決する方法もちゃんとあると思います。

これからデリーで働こうとしている方の参考になれば、幸いです。

デリー(インド)で私がしていた仕事

インド(デリー)のイメージ画像

私はデリーで、インド人オーナーと日本人マネージャーのいる、日本人向けのサービスを提供している会社に勤めていました。

日本人は私とそのマネージャーの2名。
インド人はマネージャーと作業スタッフ、ドライバーの3名です。

業種としては、旅行業とコンサルティング業。
旅行業は、デリー近郊に駐在する日本人やその家族への飛行機や列車のチケット、ホテルや運転手付きレンタカー、通訳などの手配などです。
コンサルティング業は、インド進出を考える日本企業へのインドの現地調査や進出支援、インドの企業と提携したインドの商品輸入のための提携先の調査や紹介などです。

インド国内だけでなく日本からの依頼もあるため、電話とメールを使ってお客様とやりとりをします。

デリー(インド)の生活で一番困るのは停電

インド(デリー)のイメージ画像

一番困ることは停電です。

水が止まることもありますが、ウォーターサーバーやソフトドリンクがあれば、仕事中はトイレの水が流せないことを我慢すればいいだけですが、電気の場合はいろいろ困ります。

インドは停電することを日常で想定していますので、ある程度の所得のある家庭ではインバーターとバッテリーを家庭内に設置し、停電時にそこから電力を供給します。

ですが、高級ホテルや高級ショッピングモールなどにある発電機と違って供給できる電力量が限られていますので、最低限の照明と長い夏の暑さをしのぐための室内ファンを数時間動かす程度のものです。

そのため、通話は携帯電話でできますが、インターネットなどはノートパソコンのバッテリーが切れると使えなくなり、業務に支障が出ます。

また、エアコンが使えないと、気温が40度を超える夏の間は、体温よりも熱い風をファンでかき混ぜるだけになり、体力もどんどん消耗して集中力が下がり、ミスが多くなります。

インドの停電はなぜ起こるのか?その原因

インドのイメージ画像

停電の原因も色々あります。

土砂降りの雨が降る夏のモンスーン時期になると、電柱ではなく街路樹に電線を引っ掛けているだけの地域は、嵐のような大雨と強風で樹木が倒れると電線も切れて一帯が停電します。
この場合、復旧には半日以上かかります。

最近ではインドの経済成長により電気の利用料が急激に増大しており、変電施設の許容量を超える電気の需要が発生すると、その一帯が停電します。
この場合は、数時間で復旧するのですが、すぐに許容量を超えるため停電が多発し、家電製品が耐えられなくなりいろいろ壊れ始めます。

建物やフロアレベルの停電ですと、ずさんな配線工事や老朽化、品質の悪さ、ネズミにかじられたなどで、電線がショートして切れたり、最悪の場合は火事になります。
電線が切れた場所によっては壁を壊してまた壁毎作り直さないといけないものもあり、復旧期間は長期化、費用も高額になります。

最後の原因としては、電気工事や電話工事などの作業者が作業に邪魔なケーブルを勝手に切ってしまうことです。
作業者がいるうちに文句を言わないと、修理代は全て自己負担になってしまいます。

デリー(インド)で停電トラブルに対してできること

インド(デリー)のイメージ画像

個人レベルでできることは、インバーターとバッテリーを強化して、利用可能時間を長期化することです。

スマートフォンの料金プランも、高速インターネットをたくさん使えるプランに変え、PCが使えない時でもスマートフォンでメールをチェックしたり、調べ物をできるようにしました。

また、日本でもよく売られているスマートフォンを充電できるモバイルバッテリーをたくさん買って、数日停電しても利用できるようにしておきました。

モバイルバッテリーはUSB接続であれば他の製品も使えるので、USBで使える卓上扇風機を買って、風を直接自分に当てて暑さを少しでもしのげるようにも。
それでも厳しい時は、停電していない地域や発電機のあるホテルや高級ショッピングモールのカフェに行って、仕事をしていました。

電源が確保できるカフェを見つけたら充電しておけば、事務所に帰っても仕事を継続できます。
また、家電製品は電気が復旧する際の不安定な電圧による家電製品の故障を避けるため、落雷などの過電流を防止する電源タップやUPS(無停電装置)などを壁コンセントと製品の間に入れると、故障率が下がります。

これからデリー(インド)での就職を検討している人に向けてのアドバイス

インドのイメージ画像

もし、日本に住んでいて就労先に直接行けない場合は、現地の人に協力してもらって、SkypeやFacetimeなどでリアルタイムに就労環境の映像を見せてもらってください。
写真だけ送ってもらうのは、注意が必要です。

なぜかというと、インド側にとって都合の悪い場所は隠して、都合の良いところばっかり撮影して送ってくることが普通だからです。

給料など自身の直接の待遇をしっかり確認することも大事ですが、電気のバックアップやインバータ-、発電機の有無、停電時にエアコンは使えるのか、そもそもエアコンがあるのか、エアコンはあるが壊れていないか、エアコンは壊れていないが電気代がもったいないので使わないポリシーなのかなど、就労環境の確認もしっかりしておきましょう。

インドは、日本の基準とは全く違った世界です。
自分の常識が通用しないと考えて、質問などは日本では失礼と思われるぐらい具体的にしましょう。

もしもそうしないで、後になって「こんなはずじゃなかった」と言っても、「あの時、君は尋ねなかったよね?」と言われるだけですので。

インドで働かれる方は、ぜひその点を注意してください。

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