ホーチミン(ベトナム)で就職・勤務した時に困ったトラブル体験【仕事編】

  • CareerWith ベトナム編集部CareerWith ベトナム編集部

ホーチミン(ベトナム)で働いていて、「ここで仕事をしていてよかった」と感じることだけでなく、トラブルや困った問題ももちろん起こりました。

そこで、ホーチミン(ベトナム)での就職・転職を検討している方に、実際に現地で働いた私が仕事の面で困ったことをご紹介します。

ただ、困ったこともありましたが、下に書いたように、それを解決する方法もちゃんとあると思います。

これからホーチミンで働こうとしている方の参考になれば、幸いです。

ベトナム(ホーチミン)で働いて「本当によかった」と感じることはこちら。
ホーチミン(ベトナム)で就職・仕事をして本当によかったと感じる点 | CareerWith 海外就職コラム

ホーチミン(ベトナム)で私がしていた仕事

ホーチミン(ベトナム)のイメージ画像

私がホーチミンで働いていたのは、日系のITゲーム会社。
アバターコミュニケーションアプリの開発を行うチームに配属されました。

仕事の主な内容は、アバターアプリのデザイン企画をすることでしたが、他にもキャッチコピーを考えたりイベントを考案したり、細かい仕事ももろもろ行っていました。

同じチーム内には、日本人とベトナム人が半々くらいいましたので、彼らに日本のゲームのデザインや、日本人が好むスタイル、日本人が可愛いと思うイメージなどを教えることも、重要な仕事の内容の一つになっていました。

日本の市場をターゲットにしたゲームでしたので、ベトナム人デザイナーと一緒になって、いかにして日本人ウケするかわいいアプリを作れるかが重要なポイントでした。

ホーチミン(ベトナム)で仕事をしていて困ったこと

ベトナムのイメージ画像

日本人が好むデザインを理解してもらうのが難しかった

まず1つ目は、日本人の好むデザインを理解してもらうのが非常に難しかったことです。

例えば、『カワイイ』という概念は、国によっても人によっても大きく違います。
日本人女子がカワイイと思うスタイルを、ベトナム人に理解してもらうのが非常に難しかったです。

同じように、出来上がってきたデザインを修正してもらう時に『もう少しふんわりした雰囲気で』と説明しても、抽象的すぎてなかなかこちらの思う意図が伝わらなかったことが多々ありました。

しかも、お互い第二外国語の英語で会話していたので、細かなニュアンスやイメージを言葉にして伝えるのは、かなり至難の業でした。

ベトナム人の仕事に対する感覚

ベトナムのイメージ画像

2つ目として、仕事に対する姿勢が全く違うというのも頭を抱えたポイントでした。

ベトナム人は責任感のない人が意外と多かったので、「この仕事が終わらなければ周りに迷惑がかかるから早くやらねば」とは思わず、全くのマイペースで、退勤時間になると仕事が終わっていなくてもすぐに帰宅する人が多かったのは驚きでした。

残業という概念もほとんどない人が多かったので、時間内にチームとして仕事を終わらせることが非常に大変でした。

そのトラブルの原因はどういう点だったのか

スマホ・IPhoneのイメージ画像

1つ目の『日本人の好むデザインを理解してもらうのが難しかった』という点に関しては、現地に日本の情報があまり入ってきていないことが原因に挙げられます。

日本のアニメは比較的認知されていますが、その会社で必要だった日本人女子の好むファッションや色使いなどのサンプルは、彼らは未だかつて見たことがなかったようです。
見たことがないデザインを口頭で伝えられても、理解できなかったのは当然だと思います。

2つ目の『仕事に対する姿勢が全く違う』に関しては、こちらはもう国民性の違いが主な原因だと考えられます。

協調性を重んじ、自分の仕事が終わっても廻りの仕事を手伝う人が多い日本人とは違って、ベトナムでは、自らの仕事もきちんと時間配分などをして逆算して作業できる人も、意外と少なかったと記憶しています。

私がその問題を解決するために行ったこと

ベトナムのイメージ画像

1つ目の点に関しては、実際に日本のファッション雑誌や流行りのサイトなどをベトナム人に見せて、まずは日本のカワイイという概念がどういうものなのか、理解してもらうように努めました。

その上で、彼らが作ったデザインを見て、どこが日本人の好みと違うのか、どのポイントを改善したらさらに可愛くなるのか、一緒に原因を探し考え解決していくように努力しました。

そして、こちらの望むデザインを作ってくれた時は、大げさなぐらいに褒めて感謝を表すことを意識しました。

2つ目に関しては、まずはここはベトナムだということを己に言い聞かせました。

日本人のやり方を無理に押し付けるのではなく、彼らのやり方を尊重しつつ、チームとしてこれは守ってほしいというポイントを上手に伝えるようにしました。

言葉の壁はもちろんありましたが、彼らと一緒に食事をしたり飲みに行ったりして、「あなたと一緒にいいものを作っていきたいんだ」ということをいつもアピールして、信頼関係を作るように努力しました。

ベトナム人は一旦仲良くなると、関係がぐっと近くなってその人のために頑張ろうと思う人が多いと思います。
そのポイントを上手く活用するようにしました。

これからホーチミン(ベトナム)での就職・転職を検討している人に向けてのアドバイス

ベトナムのイメージ画像

まずは、自分はベトナムで仕事をしているのだ、ということをいつも忘れないでください。
日系の企業にいても、一緒に働くメンバーがベトナム人ならば、彼らの文化や習慣も尊重しましょう。

その上で、日本の良いところ、例えば勤勉さや納期をきちんと守るところなど、ビジネスにプラスになることを少しずつ伝えていくようにして下さい。

ベトナム人の多くは親日家です。
日本人に対してある種の憧れを持っている人も多いので、いったんその人と仲良くなればどんどん良い関係になることができます。

言葉の壁はもちろん厚いですが、こちらが相手の国で仕事をしているわけですので、少しでもベトナム語を勉強する姿勢を見せたり実際に話してみたり、そういうほんの少しの努力でも彼らは大いに喜んでくれます。

是非、自分から相手に歩み寄って、良い関係を築くようにして下さい。
そうすることが、実は仕事をスムーズにいかせる最短距離なんじゃないかなと、私は自身の経験を通して学びました。

できているポイントはたくさん褒めて、改善点はその後上手に指摘する、この方法でいけば大抵のトラブルは回避できると思います。
頑張ってください!

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