クアラルンプール(マレーシア)現地採用では雇用保険ってあるの?どんな制度?

  • CareerWith マレーシア編集部CareerWith マレーシア編集部

クアラルンプール(マレーシア)で就職する上で気になるのが雇用保険。

日本では「企業で働く人が、働けなくなり失業状態となった場合に、再就職するまでの一定期間、一定のお金が支給される」雇用保険(失業保険)が労働者を守っています。

クアラルンプール(マレーシア)での就職を希望している方のために、現地採用される場合に、雇用保険やそれにあたる制度があるのかを調べてみました。

クアラルンプール(マレーシア)の雇用保険と制度

近年注目度の高まっている「海外転職」ですが、マレーシアのクアラルンプールは仕事とプライベートのバランスが良く、充実した生活が送れることでとても高い人気を集めています。

プールやジム付きの一軒家に住めて(なんと単身なら3万~6万程度!)、物価も安く、コミュニケーションレベルの英語でも不自由なく生活できるという魅力的な地域です。

そんなクアラルンプールですが、働くとなったら気になるのが保険面。

異国の地で何かあったとき路頭に迷うようなことになっては困りますので、きちんと制度を知っておきましょう。

マレーシアには公的失業保険制度はありません。ですが業績不振や不当な解雇、会社側の都合での退職があった場合には労働者に解雇手当を支給するよう義務付けられています。

支給額は勤続年数によって異なり、以下の様になります。

・勤続2年未満:月額給与の10日分×勤続年数
・勤続2~5年未満:月額給与の15日分×勤続年数
・勤続5年以上:月額給与の20日分×勤続年数

また、公共職業安定制度というものがあり、就職先を紹介してくれる制度も無償で提供されていますので、もしもの時のために登録しておくとより安心ですね。

クアラルンプール(マレーシア)の雇用保険の加入条件

クアラルンプール(マレーシア)で定められている雇用法では、解雇の定義を大きく4つに分けています。

◆定年退職
日本と同じようにマレーシアでも定年を迎えると退職となり、年金を受け取ることのできるEPF(従業員積立金)という制度があります。給与から天引きで積立をし、55歳もしくはそれ以降の退職時に多額の利息を加えて払い戻されるというシステムです。
◆自己都合退職
自己都合の退職の場合は職業紹介サービスなどは受けることができますが、基本的に雇用手当はありませんので気を付けてください。
◆予告解雇
◆懲戒解雇

この4つのうち「予告解雇」「懲戒解雇」の2つが雇用法に関わり、予告解雇の場合(会社都合の退職の場合)は失業保険の対象となり、手当を受け取ることができます。

その際は会社側が、解雇日の30日前までに労働局に事前に通知をしておく必要があり、解雇後14日以内に結果を報告する義務を課せられています。

この制度を知らずに解雇手当を受け取ることができない・・・ということのないよう、会社側に制度を利用することを伝え、しっかり手続きをしてもらいましょう。

クアラルンプール(マレーシア)での雇用保険の加入方法

クアラルンプール(マレーシア)の失業保険制度は就労者全員が対象となり、会社が労働者を会社都合で解雇する場合には支給するよう義務付けられているもので、特に加入手続きの必要はありません。

きちんとマレーシアの就労ビザを取得し働いていれば、万が一解雇された場合も手当を受けることができます。

しかし、会社側の担当者がこの制度を知らなかったり理解していなかったりした場合、手続きをしてもらうよう申告しなければなりません。

手続きは会社から労働局に対し行うものになるので、必ずこの制度を利用する旨を伝え、解雇日の30日前までに手続きをしてもらうようにしておきましょう。

マレーシアには日系企業も多く進出しており、日本人転職者の満足度も非常に高い地域です。

日本からの駐在員もマレーシアに移住するべく、日系企業を退職し、現地採用で働く人が後を絶たないんだとか。そんな魅力的なマレーシア、安心して働くためにもしっかりと保険制度を知っておきたいですね。

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