クアラルンプール(マレーシア)で就職・勤務した時に困ったトラブル体験【仕事編】

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マレーシアのクアラルンプールで働いていて、「ここで仕事をしていてよかった」と感じることだけでなく、トラブルや困った問題ももちろん起こりました。

そこで、クアラルンプール(マレーシア)での就職・転職を検討している方に、実際に現地で働いた私が仕事の面で困ったことをご紹介します。

ただ、困ったこともありましたが、下に書いたように、それを解決する方法もちゃんとあると思います。

これからクアラルンプールで働こうとしている方の参考になれば、幸いです。

クアラルンプール(マレーシア)で働いて「本当によかった」と感じることはこちら。
クアラルンプール(マレーシア)で就職・仕事をして本当によかったと感じる点 | CareerWith 海外就職コラム

クアラルンプール(マレーシア)で私がしていた仕事

クアラルンプール(マレーシア)のイメージ画像

私は、クアラルンプールの製造業の工場で働いていました。

マレーシアはマレー系、中華系、そしてインド系の主に3つの人種が住んでいますが、工場の作業員は、主にマレー系の職員が多いです。

私は営業として、さまざまな会社を訪問する仕事をしていましたが、そのパートナーもマレー系の人でした。
その人と一緒に主に会社を回りながら営業をし、仕事の新規開拓などを行うのです。

日本と比べると勤務時間は長いですし、休みも週休二日とは限りません。
そのために疲労がたまり、なかなかそれを解消できないシフトだと常に実感しています。

また、営業の仕事というのは、工場内の仕事だけではなく、プライベートでも夜のお付き合いなどがあります。
そのために、なかなか自分の時間も取れないこともありました。

クアラルンプール(マレーシア)で仕事をしていて困ったこと

イスラム圏の女性のイメージ画像

マレーシアは、今年(2016年)は6月6日から断食に入りました。
これはマレー人にしか関係ありませんが、この断食というのが意外に曲者で、仕事に大きな支障をきたすこともあるのです。

その一つは仕事の開始時間、終了時間が少し早くなるということです。
クアラルンプールは渋滞がかなり問題になっていますが、この仕事の開始・終了時間が交通渋滞にも影響をし、仕事で外回りをする時に困ることがあります。

また、断食をすると体のエネルギーが不足し、肉体的にもつらいことが多くなると思います。
そのためにマレー人の作業効率が一気に落ちるのです。
集中力もなくなるために、仕事上のミスも増えます。

イスラム文化でもう一つ困ったこととして、イスラム教では一日に5回のお祈りの時間がありますが、勤務時間中には、1回のみ13時頃~14時頃のお祈りがあります。
その時間になるべくお祈りをしたいという作業員が増えるのです。

そのために、仕事がなかなかはかどらないことが仕事上の大きな問題になっています。

断食とイスラム文化を頭では理解していても…

イスラム圏のラマダンのイメージ画像

日本人はどちらかというと信仰心は余りないほうです。
特に宗教を意識して生活をすることもありません。
そのために、このイスラム教の感覚に未だ馴染めていません。

もちろんお祈りや断食である宗教行事が大切なことは理解しています。
断食が辛いので、仕事に影響をすることもわかります。

でも口に出して「断食で力が出ないので働けない…」と同僚から言われると、少しショックです。
働けないといっても、お給料はいつも通り出るのですから。

また、お祈りをしたいという気持ちもわかります。
つらい気持ちを乗り越えるために必要なのですから。

ただ、モスクに行くとわかりますが、必ずしもきちんとお祈りをしている人ばかりではありません。
中は暗く涼しいので、横になって休んでいるというだけの人も…。

そのためにお祈り=休憩と疑ってしまわずにいられないのです。

私がその問題を解決するために行ったこと

クアラルンプール(マレーシア)のイメージ画像

日系の会社でマレー人を多く雇用しているところは、断食の時期にどこも同じような問題を抱えているのではないでしょうか?

職員たちは、朝6時頃の1回目のお祈り前に朝食を済ませます。
そのために午前中は比較的元気があると言えます。

それを考慮して、大切な仕事は朝のうちに行うように指示することが大切です。

また、「断食の時期だからといってミスは許されないし、顧客にとっては断食は関係ない」ということも時には言います。

断食が終わると今度はハリラヤという大型連休が来るために、断食の期間はそれほど発注が多くない時期でもあるのですが、一つ一つの仕事にミスが出ないように心がけています。

また、自分はマレー人の前で水を飲むことも避けています。
食事の時間も、彼らに何も言わずに行きます。
相手の気持ちを思うからこそですね。

夕方、就業時間内で早く帰りたいという気持ちもわかるので、なるべく残業を出さないようにも仕事調整を心掛けています。

こうすることで、職員のモチベーションを保ちたいと考えています。

これからクアラルンプール(マレーシア)での就職・転職を検討している人に向けてのアドバイス

クアラルンプール(マレーシア)のイメージ画像

クアラルンプールで就職をする人にとって、断食は避けて通れない問題だと思います。

どこの会社でも仕事の就業時間は変わり、それに伴いラッシュ時間も異なります。
学校に通うのも、仕事に行くのも、すべてに影響があります。

また、断食の時期に職員のやる気が落ちるというのも、覚悟しておかなければいけないと思います。

断食は朝のお祈りの後から日没まで続きますが、日没を過ぎると食べることができるのですね。
この時期に、この日没後の食事を一緒にしようと誘ってくれる職員もいるのです。

彼らにとっては一日の断食を終えた喜ぶべき食事を一緒にとろうと誘ってくれるのですから、誘いを断らず積極的に参加した方がいいと思います。
これにより、普段よりもより職員のことを知ることができますし、人間関係も良好に保つことができるんです。

たとえ一日のうちでちょっと腹に立つことがあっても、この食事を一緒にするということによって、和解もすることができるんです。

そういった意味で、特に断食期間中は、同僚からの誘いを積極的に受けることも大切なんじゃないでしょうか。

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