上海(中国)で就職・勤務した時に困ったトラブル体験【仕事編】

  • CareerWith 中国編集部CareerWith 中国編集部

中国の上海で働いていて、「ここで仕事をしていてよかった」と感じることだけでなく、トラブルや困った問題ももちろん起こりました。

そこで、上海(中国)での就職・転職を検討している方に、実際に現地で働いた私が仕事の面で困ったことをご紹介します。

ただ、困ったこともありましたが、下に書いたように、それを解決する方法もちゃんとあると思います。

これから上海で働こうとしている方の参考になれば、幸いです。

上海(中国)で働いて「本当によかった」と感じることはこちら。
上海(中国)で就職・仕事をして本当によかったと感じる点 | CareerWith 海外就職コラム

上海(中国)で私がしていた仕事

上海(中国)のイメージ画像

私は上海で、日系アパレル企業の生産・品質管理の仕事をしていました。

顧客に生地や付属品を提案することから始まり、それと同時に日本から来る仕様書を現地工場に伝え、まずはサンプルを作ってもらいます。
サンプルが上がったら検品をし、仕様書通りに縫製がされているかチェック。
顧客にサンプルを送り、生地や付属品、サンプルにOKが出たら生産を開始します。

担当していたブランドが数社あったので、常に20商品ほどを管理していました。

工場と顧客との連絡や、生地付属品の提案、サンプルの検品や生地、付属品のチェック、納期の管理で、毎日遅くまで残業することが多い仕事でした。

上海(中国)で仕事をしていて困ったこと

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上海の工場や日本の顧客とのやり取りが大変でした。

こちらとしては、希望納期で出荷するために、サンプルはいつまでに上げるか、付属品や生地の最終決定はいつまでかなど予定を立てています。
しかし、工場がサンプルを予定通りに上げてくれなかったり、仕様書通りではなかったり…。
サンプルの縫製が悪く、検品をしながらこちらで修正をすることも何度もありました。

日本へは国際便でサンプルを送るのですが、毎日19時頃が発送の締め切りだったのにサンプルがその時間まで届かず、配送員を説得して20時頃まで待たせたこともありました。

また、逆に中国国内の顧客から付属品等に関する最終決定の連絡がなく、工場を待たせることもありました。
顧客も毎日忙しく、電話が繋がらないことがほとんどで、付属品の最終決定をもらうために22時頃まで先方の決定を待ったこともありました。

工場と顧客の間に立つ立場だったので、いろいろと大変でした。

そのトラブルの原因はどういう点だったのか

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トラブルが起きる原因としては、工場がなかなか予定通りに動いてくれなかったり、仕様書や指示通りでないサンプルや生地、付属品が届いたりすることにありました。

例えば、生地を一から作る場合、糸の色なども顧客から細かい指示が来ます。
生地も織見本を作り、顧客からOKが出たら本生産用に作ります。

しかし、本生産用が見本の色と多少変わって出来上がってしまうことがあるのです。
見本では指示通りできていたのに、本生産用で変わってしまったら顧客も納得してくれません。

作り直すと言っても、1日ズレるだけで納期が変わってしまうので、顧客を説得するしかなかったのです。

工場の言い分としては、「多少はしょうがない」とのことで、なかなか指示通りに進むことが難しかったです。

そのトラブルを解決するためにどんなことをしたのか

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まずは、顧客の指示を的確に工場に伝えることと、顧客には、多少の色の変化がある可能性を事前に伝えておきました。

工場と顧客とは頻繁に連絡を取るようにして、工場にはサンプルは予定通り上がるか、付属品や生地の生産は間に合うかなど、常に確認をしていました。
また、顧客にも、いつまでに最終決定をもらえないと納期が遅れますと事前に伝えておきました。
それくらいしておかないと、なかなかスムーズに進みません。

生地の生産や、商品の縫製で心配がある場合は、直接、工場に足を運んで確認をするように心がけていました。
上海近郊に工場がある場合もあれば、車で2時間ほど離れた場所の工場もあります。

生産中の商品で、気になる点があれば工場で直接縫い子さんに伝えるのが1番早い対策だったと思っています。

どうしようもないことは、その場で写真を撮って、顧客に送り指示を仰ぐこともできるので、自ら工場に行くことによってトラブルが少なくなったと感じました。

これから上海(中国)での就職・転職を検討している人に向けてのアドバイス

上海(中国)のイメージ画像

上海での仕事は様々ですが、日本と現地スタッフの間に立つ役割が多いと思います。

海外なので、現地スタッフとは考え方が違うと感じることもあると思いますが、まずは仕事の目的をハッキリさせて、その目的のためにどう接していけばいいか考えることが大事だと思います。

アパレルの仕事では、納期通りに出荷させるということが目的でした。
電話やメールだけのやり取りだけでなく、直接会うことによって仕事がスムーズに進むこともあります。
それは日本人だけでなく中国人も同じです。

特に、中国人は人と会うことが好きな人が多いので、思った以上に歓迎してくれたり、フレンドリーに接してくれたりします。
せっかく上海で就職するのであれば、たくさんの中国人の方と接してほしいと思います。

言葉の壁を感じることももちろんあると思いますが、日本人と接する仕事をしている人は、それを分かった上で、できるだけ分かりやすく話してくれることが多いです。

人と触れることで中国語の語学力は必ずアップするので、たくさんの人と会うことでトラブル対策にもなると思います。
ぜひがんばってください!

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