シンガポールで就職・勤務した時に困ったトラブル体験【仕事編】

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シンガポールで働いていて、「ここで仕事をしていてよかった」と感じることだけでなく、トラブルや困った問題ももちろん起こりました。

そこで、シンガポールでの就職・転職を検討している方に、実際に現地で働いた私が仕事の面で困ったことをご紹介します。

ただ、困ったこともありましたが、下に書いたように、それを解決する方法もちゃんとあると思います。

これからシンガポールで働こうとしている方の参考になれば、幸いです。

シンガポールで働いて「本当によかった」と感じたことの記事はこちら。
シンガポールで就職・仕事をして本当によかったと感じる点 | CareerWith 海外就職コラム

シンガポールで私がしていた仕事

シンガポールのイメージ画像

私がシンガポールで就職した先は、日本でも経験したことがあった旅行業に近いものなのですが、簡単に言うと、世界の航空会社のルールを決める機関に勤めていました。
その機関の中で、私の担当は会社の経理。

世界にいくつか支社があるのですが、シンガポール支社では日本語と英語、そしてスペイン語ができるのは私しかいなかったので、日本の東京支社などとのやり取りを中心に会社のフィナンシャル関係について常に連絡を取り合い、レポートなどを作成していました。

アシスタントも一応ついていたので、アシスタントに対して私がやっている業務も同時に教えつつサポートしてもらいました。

シンガポールで仕事をしていて困ったこと

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シンガポールという国は小さいながらも多民族であり、多言語国家です。

国が定める公用語は4つあり、1つは英語、2つ目は中国語(主にマンダリン)、3つ目はインドのタミル語(インド南部の移住者が多いためヒンディーではない)、そしてお隣の国マレーシアのマレー語です。

一応この4つが公用語でありつつ、一般的には英語が会社では使われています。
ですが、シンガポールの人口を見ても圧倒的に華僑が80%以上を占めているので、みんな英語は話せるのですが、マンダリンがファーストランゲージと言ってもおかしくないような状況なのです。

ほとんどの社員がシンガポールの華僑だったり、他の国にいる華僑や中国人、台湾人だったりします。
そのため、最初は英語で行われた会議が、ほとんどの人がマンダリンを話せるので途中からマンダリンの会議に変わってしまうことがよくありました。

真面目に会議を聞いているのに、中国語ができない私は途中から全く分からなくなってしまうのですごく困りました。

そのトラブルの原因はどういう点だったのか

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このトラブルの原因というのは、やはり華僑の人が多かったこともそうかもしれませんが、会議が白熱することによって、英語よりもマンダリンの方がほとんどの社員たちに思いが伝えられやすいと感じた会議の進行する社員が、会議が盛り上がってきた所でマンダリンを話し出すということにあります。

確かにほとんどの社員が華僑ですが、他にもインド系やマレー系、そして私のような日本人も他の国の社員もいるわけです。
なのに、突然マンダリンを話し出すので、マンダリンを理解しない私達にとっては会議にいても意味がないと思うようになりましたし、「英語でお願い」とその場で言っても、英語に切り替えながらもまたすぐマンダリンに変わることの繰り返しで、常に重要な内容がまとまらない状況にありました。

私がその問題を解決するために行ったこと

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実は私が勤めていたこの会社は外資系なので、シンガポールに本社があるわけではありません。
ヨーロッパに本社があります。

自分自身の会社の直属の上司は、これまた華僑だったのですが、「会議中にいきなりマンダリンに変わるのはやめてほしいです」と告げると、あろうことか「あなたもマンダリンを学べばいいじゃない」と言われたのです。

でも、会社の公用語は英語です。
もちろん、私もシンガポールに住んでいて週1ではありますがマンダリン講座に通っていましたが、それだけではマンダリンをマスターできません。

一応努力はしているのにこう言われては何とも返せませんでした。
ですから、ヨーロッパの本社に「公用語が英語なのにマンダリンで会議が行われて仕事に支障をきたす」とメールをしました。

その結果、本社からシンガポール支社の上部に対して会議でのマンダリン使用禁止令を流してもらうことができ、ようやく問題は解決しました。

これからシンガポールでの就職・転職を検討している人に向けてのアドバイス

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日本に近い英語圏といえば、やはりシンガポールが挙げられます。
そしてビザも比較的他の英語圏よりもとりやすいことから、日本人海外就職希望者が後を絶たない国なのですが、英語が公用語といえども中国語も同じように公用語としての位置づけが高いものとなっています。

ですから、英語ができるからシンガポールに行こうというのではなく、時間に余裕がある方は中国語、中でもマンダリンを中心に単語だけでもいくつか頭に入れておくと、ビジネス面では役に立ちますし、イライラすることも少なくなるはずです。

もちろん、日常生活でも華僑が多いシンガポールでは、マンダリンは役に立つことは間違いなしです。

さらに英語においても、シングリッシュと言われるシンガポール独特の中国語全般と英語が混ざり合った聞きとりにくい英語を話す人が多いので、これを聞きとるために動画などでこれを聞き取る練習をしておくと、リスニング力がアップして、就職の際の面接や会社での会議にも役立つはずです。

ぜひ頑張ってください!

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