マレーシアのビザ情報
マレーシアに就職する場合には、「就労ビザ」の取得が必要となります。その特徴や取得基準、取得方法は下記のようになります。
マレーシアのビザの種類と就労ビザについて
マレーシアに入国する場合、滞在期間が3か月以内で観光目的ならビザの申請をしなくても構いません。
ただし、就労や勉学・海外就職などで入国や長期滞在をする場合は、目的別によりビザを取得する必要があります。
ビザの種類は目的により下記のとおり、7種類となります。
1 | 商用訪問パス | 企業のセミナーや会議などを目的にマレーシアに滞在する人が対象。 |
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2 | 一時就労パス | 1年以内の短期滞在者が対象。出張や研修目的。 |
3 | 学生ビザ | 教育機関で学生として登録される外国人専用のビザ。 |
4 | 結婚ビザ | マレーシア国籍の夫・妻と結婚で発給。 |
5 | 就労ビザ | 外国人が長期就労や海外就職をするために必要。 3種類に分かれている(一般職・企業経営者・幹部)。 |
6 | 永住ビザ(PR) | 合法的に継続して5年間滞在かつ税金を年間7500リンギ以上納付 |
7 | マレーシア退職者ビザ | 年齢により必要な定期預金金額を満たす必要あり。 |
マレーシアで就職する際に必要となるビザは、5の就労ビザとなります。
この就労ビザは2年更新ですが、取得後滞在期間の制限はなく、出入国の回数も無制限となっております。
ただマレーシア人の雇用を守るためにイミグレの裁量により5年~10年で打ち止めとなってしまうケースもあるので注意が必要です。
マレーシアの就労ビザの取得基準について
マレーシアの就労ビザを取得できる条件ですが、学歴や職歴はあまり重要視されていません。
ただし下記の能力があったほうが有利とされています。
- 1. 技術職以外の方なら短大またはそれ以上の学歴
- 2. ある程度の職歴(月額支給額が5千リンギ以上ではないと許可が下りないため)
- 3. 英語スキル(マレーシアでは英語が普及しているためマレー語の取得はしなくても構いませんが、英語スキルはほぼ必須)
- 4. 職務を円滑に進めるための高いコミュニケーション能力
マレーシアの就労ビザの取得方法について
マレーシアの就労ビザを取得の詳細は、下記の通りです。
就労ビザ申請は、基本的に現地の雇用主が行います。そのため本人が日本国内で手続きをする必要はありません。
所要日数 | 約1か月 |
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必要な書類 (本人が準備するもの) |
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フロー |
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※こちらの内容は、2016年2月時点の情報を元に作成しています。
就労ビザ等の情報は各国の政策により随時変更されますので、最新の情報は関係機関にて必ずご確認下さい。