海外就職者インタビュー

爆発的に成長する新興国の市場で、誰も経験したことのないキャリアを積む。

Suni Kan 康 淳姫さん(30代)

フィリピン マニラ在住
YOYO Holdings, Pte. Ltd.
Product Manager

マニラ 康 淳姫さん

神奈川大学経済学部卒。新卒でメーカー系の一部上場企業に入社、SEとしてシステム開発に従事。2005年ヤフーに転職し、Yahoo!ブログのプロダクトマネージャーを努める。その後頓智ドットに移り広報・営業を担当。2012年に退職しセブとロンドンで英語留学。日系大手通信会社フィリピン法人のSEを経て、現在はYOYO HoldingsでProduct Managerを務める。モバイルインターネットを無料にするスマートフォンアプリ「PopSlide」をフィリピン、インドネシア、ベトナムの三カ国に展開中。

海外就職リアルデータ

Q. 海外就職前後で給与は変化した?

  • 大幅アップ
  • アップ
  • 変化なし
  • ややダウン
  • ダウン
  • 大幅ダウン

Q. 海外就職活動時の英語レベルは?

  • 英語を学習するのが初めて
  • 英単語や英文法が少しだけわかる
  • 簡単な英会話ができる
  • よく使う表現はスムーズに使える
  • 英文法をほぼ理解、自由に扱える
  • 日常会話は問題ない
  • 実力と自信を持って英語を使える
  • 日常やビジネスでも十分な英語力
  • ネイティブと同等に英語を使える

日本以外で働く、という志向はもともと持っていましたか?

頓智ドット在職時に「業界が業界なので英語ができないとこの先仕事がなくなる」と危機感を感じ、日本で英会話学校に通い始めました。その頃から海外に興味を持つようになりました。セブ、ロンドンと留学していくうちに、日本で今までと同じようなことをするよりは、海外で働いた方が今までにない経験ができて面白そうだと思うようになりました。

世界を舞台に働くことを選んだ「きっかけ」や「理由」はなんですか?

「世界を舞台に働く」と言うほどの決断ではありませんが、自分のこれまでのスキルセットと今後のキャリアプランを考えた結果、労働人口がどんどん減りつつある日本で、もし私とさほどスペックの変わらない人が人件費の安い国から来たら自分に勝ち目はない、それだったら誰も経験したことのないキャリアを積む方が将来生きるのではと考えるようになりました。アメリカやイギリスなどの先進国に憧れはしましたが、労働ビザの難易度が高いので、選択肢にありませんでした。

今いる国や都市に決めた「きっかけ」や「理由」はなんですか?

経済成長などの様々な「伸び」を肌で感じられる国で働きたいと考えるようになりました。
新興国であればどこでもよかったのではなく、言語、労働ビザ取得や外国人として働くことのハードルの低さや生活しやすさを考慮した結果、フィリピン一択になりました。
セブで留学していたこともあり「セブで就職したい」と思っていましたが、セブには私にとって面白いと思える仕事がなく、またどの求人情報を見ても給料が圧倒的に低かったので、メトロマニラで仕事を探すことにしました。

前職から、今の仕事に決まった経緯を教えてください。

2103年7月から働き始めたフィリピンの日系企業では、フィリピン人部下をマネジメントしながらクライアントの日系企業様へIT機器やネットワークの導入・保守を実施していましたが、いつかはフィリピンで、コンシューマー向けにWebサービスやアプリを提供する仕事をしたいと考えていて、今の会社からお誘いをいただいたこともあり、転職を決意しました。

当時、他にどんな選択肢を持っていましたか?その中でも、今の仕事を選んだ決め手はなんですか?

選択肢というよりは、「やりたい仕事、自分のキャリアプランにフィットする仕事があれば」と常に考えていました。とはいえコンシューマー向けのWebサービスであればなんでもよかったのではなく、YOYOの「新興国の人々に、モバイルインターネットを無料で提供する」というビジョンに惚れました。

現在働いている状況と、日本で働いている状況の違いは何ですか?

日本にいる時は「市場は日本だけ」という視点になっていましたが、今3カ国を対象にアプリを展開していると、その3カ国含めた「アジア全域」や「(アジア含めた)世界」が市場だなと思えるようになりました。また英語でコミュニケーションする割合が増えたこと、治安が日本ほど良くないので、夜遅くまで働く・飲む回数が減ったことも日本と違う点です。

「手応え」や「おもしろさ」はどんなところに感じていますか?

まず、「海外のスタートアップで、多国籍なメンバーと働くこと」自体がとてもおもしろいです(YOYOには日本人、フィリピン人だけでなく、インドネシア人、ベトナム人もいます)。
転職して日が浅いので、「手応え」と大手を振って言えるほどのものはまだありませんが、「会社が求めていたポジション」と「自分のスキルセット」がフィットしていて、少しずつ役に立てているような気がしています。

今の国で働きはじめて、自分の習慣や思考で変化したところは何ですか?

仕事面では、Uberで通勤してはいるものの帰りが遅くなると治安面でのリスクが上がるので、業務時間内のパフォーマンスをいかに向上させていかに残業しないようにするか、仕事の優先度付けを徹底するようになりました。また、サービスを展開している各国の祝日や宗教事情を考慮するようになりました。

プライベートでは、自炊するようになりました。フィリピンのローカルフードは油っこくて毎日食べるのはつらいです。また「食べたいもの」は日本で食べ慣れた味で、そういうものは日系レストランに行けば食べられますが、毎日外食するのも体に悪そうなので、週末は自炊したり、作りおきして平日に食べたりしています。

ほかには、仕事・プライベート問わず、日本にいた自分には非常識だった様々なことが、現在では受け入れたり考慮できるようになりました。
「嫁さんが風邪引いて病院に連れて行きたいから会社を休みます」「道路が渋滞しているから会社に遅刻します」ということが頻繁にあるので、最初の数ヶ月は驚きの連続でした。しかし仕事に致命的な影響がでそうなケースであれば、本人が水面下であれこれ調整したりするということも知りましたし、そういう「助け合い」「持ちつ持たれつ」が普通なんだと知りました。性格柄、「自分の仕事は自分でなんでも」と背負いがちだった私にとって、「気軽に頼っていいんだ」というのは目からウロコでもありました。

今の国で想像どおりだったこと、最も違っていたところはどんなところですか?

想像どおりだったことは、、思い出せません。
最も違っていたところは、「渋滞がひどくて移動時間が読めない」「予想以上に現地語を覚えた」です。
前者は、距離的には30分で行ける場所でもラッシュアワーだと1-2時間前に出る必要があるので、このペースに慣れるまでは大変でした。
後者は、同僚から教えてもらったり、フィリピン人同士の会話を聞いているうちに少しずつ身につきました。

今の国で働くことは、自分にとって、人生にとってどんなメリットをもたらしていますか?

仕事面では、「まだ誰もやっていないことをやる」ということがユニークなキャリアになるだろうと考えています。
プライベートでは、家の掃除や洗濯を安価でアウトソースでき、空いた時間を読書や勉強などにあてることができるのでとても助かっています。

総じて「毎日が冒険」のような感じで、飽きないです。楽しいです。

この先、どんなキャリアを考えていますか?

まずは「PopSlide」のProduct Managerとして、フィリピン・インドネシア・ベトナムそれぞれのアプリ品質向上とユーザー数の増加、売上アップを目指します。
同時に、多国籍なメンバーで構成されるチームをリモートでマネジメントするための創意工夫もがんばっていきたいです。
遠い先の将来やキャリアのことはまったくわかりませんが、国を問わずどこでも働けるようになっていたいと考えています。

「世界を舞台に働く」という選択肢を現実にするために、「いますぐやるべきこと」はなんですか?

まずは「なんで世界で働きたいのか」「自身のキャリアプランをどうするのか」を冷静に考えることをオススメします。
その上で、実現するのに必要なことを粛々をやっていくのみです。蛇足ですが、万が一に備えて最低でも100万円は貯金しておくことをオススメします。

日本(東京)との可能性の違いは、どんなところがありますか?

誰を相手に商売するのかにもよりますが、日本は人口が減っていく、つまり「経済やその他もろもろ、様々な数字が減っていく」というリスクがあります。そのため日本国内で、日本限定のビジネスをしていくことはとても難しくなっていくと思います。

一方で東南アジア、特に新興国は人口も経済も伸びているので、「市場/数字が伸びる前提」でサービスを設計して、実際に数字が伸びていくので、とても面白いです。
気持ち的にも、縮小する市場で”1%成長”を喜ぶよりも、爆発的に伸びる市場で大きな成長を楽しみたいですし、今いる環境はそれが可能だと思っています。

PopSlideはスマートフォンアプリなので、やろうと思えば東京で開発することも可能です。でも私たちの会社はあえてフィリピンに開発拠点を置いています。
実際に使ってくれるユーザーが身近にいる環境で、彼らの意見を直接聞けること、彼らがアプリを利用する環境を肌で感じられることがアプリ開発においての強みでもあります。
そういう意味で、東京にいるより東南アジアにいる方に可能性を感じます。

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